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3.11 ・・・ラジオを聴きながら

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私はいつも家ではラジオを聞いています。
全国のリスナーのお便りに感心・感動したり、時には違和感を感じて一人ぶつぶつ反論したり(笑)。。。
ラジオはテレビよりも、より個人個人に寄り添うメディアだということをいわれます。一般の人の声がたくさん行き来して、パーソナリティのお話から人柄も伝わるからでしょうか。

そんなラジオで、3.11関連の特集が多く流れています。

朝は、長崎からたくさんのクッキーを焼き、一袋一袋にメッセージを添えて被災地に送り届ける女性のことが取り上げられていました。

その女性は、活動を始める前、「自分に何ができるのか、何週間も考え、思いついたアイデアもそんなことをして相手が喜ぶのか、役に立つのか、迷惑にならないか、そんなことをずっと考えていた。」そうですが、ご主人に背中を押されたことで実行に移すことができたようです。
それについて、スタジオでは

「やらずに後悔するよりも、やってみて、もし失敗したなと思ったらごめんなさい。それでいいと思う。」

という声が。そして背中を押してくれる人の存在も大きいですね。と。

クッキーは生活必需品などの支援物資とは違うけど、被災者の皆さんに明るい笑顔や勇気をもたらしていると感じました。
被災地に対する様々なアクション、人によって感じ方はいろいろ、みんなが歓迎してくれるという事はないかもしれない。現地に行って何か手伝ったり、身体を動かすことができなくても、それでも自分にできることをする。それでいいと思いました。

東日本大震災に関わらず、様々な場面で、「何か役に立ちたいとは思うけど」で終わっていることがたくさんあります。寄付をするのでもいいと思います。

私も、思い切ってアクションを起こしてみた経験があります。広島の土砂災害の時、引っ越してきて転入したばかりの幼稚園で、園のイベントにあわせてチャリティバザーをさせてもらいました。

園での役目を他のお母さんが交代してくれて(私からたのんだわけではなく)、私はチャリティバザーの方に専念させてもらいました。 

『結局誰かに迷惑かけたな。これって自己満足なんだろうか。』と思ったりもしました。でも、少しでも協力しようと商品を買ってくださったり、出店に関して協力してくださった方たちは、決していやいやそれをしていたわけではないです。

協力したいけど・・・で終わっていたかもしれない人が、アクションを起こすキッカケになれたのであれば、それでよかったのだと考えると、また次に何かをするときの励みになります。

小さなアクションが人と人をつなぎ、心の中に何かの芽映えがあれば、時間がかかっても、どんなに小さくても、いつか実を結ぶのではないか、そんなことを考えました。

ラジオに話を戻すと、昼前には、作家で大学で教鞭もとっている高橋源一郎さんが、震災のために卒業式が無かった5年前の卒業生に向け、当時書かれた祝辞を朗読されていました。きれいごとは何もなく、これから困難な日が訪れることをはっきりと述べ、それに立ち向かってほしいと呼びかけていました。そのために大切なことは何か、正しいことをするとはどういう事か、そんな指針を与えてくれるお話でした。

ひとりで震災について考えると言っても大したことはできませんが、ラジオを聞いているといろんな声が聞こえてきます。
それを自分の中で反すうしながら、震災、防災、共生について考える一日にしたいと思います。